魚焼きグリルの嫌な臭いにGood bye!魚焼きグリルの消臭方法
魚を焼こうと思いグリルを開けた時に、ふと鼻を刺すような嫌な臭いを感じたことはありませんか?
綺麗に洗っていたはずなのに、臭いが残っていると気分も落ち込んでしまいますよね。
グリルに残る臭いの原因はどこにあるのでしょうか。今回はこの臭いの原因と対策方法についてご紹介します。
グリルの臭いの原因は?
グリルを綺麗に洗っておいたはずなのに臭いが消えていないのはなぜ?と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
実は綺麗に洗ったつもりでも、グリル庫内の壁面など目につきにくい場所の油汚れが落ちていないことが原因で、臭いが発生してしまいます。
焼き網や受け皿は汚れに気づきやすいですが、グリル庫内に飛び散った油汚れは気付いていなかったという方も多いのではないでしょうか。
綺麗に洗ったはずなのに臭いが残っているという方は、この飛び散った油が臭いの原因となっていることが多いです。
掃除の前に取扱説明書を読もう!
グリルを掃除したいけれど、「どこをお手入れしたらいいのだろう」、「道具や洗剤は何を使えばいいのだろう」と思ったことはありませんか?そんな時は、取扱説明書を読みましょう。ここには、お手入れの方法が記載してあり、分解できるパーツの場所や分解方法が記載されており、どこまで掃除できるかを知ることができます。
また、道具や洗剤の使用可否も記載されています。
このように取扱説明書は、分解できるパーツと位置、道具や洗剤の使用可否が記載されているので、「お手入れの取扱説明書」でもあるのです。
グリルの掃除方法
まずは掃除しやすいように、グリル内のパーツを全て取り外しましょう。
旧式や安価なガスコンロのグリルは、パーツが一体型の機種が多いですが、機種によっては外せるパーツが多く、細かく分解することができます。
取扱説明書には分解の方法が書いてあるので参考にして分解、組み立てを行ってください。
ここまでパーツが分解できることを知らなかった方も多いのでは?
外したパーツのお掃除方法
油汚れは温かい方が落ちやすいです。洗い桶や大きめの袋を用意し、ぬるま湯を張ります。ぬるま湯に中性洗剤を溶かし、外したパーツを浸しておきます。
汚れが柔らかくなってきたら、スポンジや柔らかいタオルで汚れを落としてよく乾燥させましょう。
以前に重曹を使ったお掃除方法をご紹介しています。
油汚れは酸性なので、アルカリ性の重曹を使うと効果的に掃除ができます。
※重曹はコンロの種類によって使用できる箇所が異なりますので、必ず取扱説明書を読んでから使用しましょう。
グリル庫内の清掃方法
前半でも触れましたが、焼き網や受け皿だけでなく、調理時に飛び散った油がグリル庫内に残っていることが臭いの原因となっていることが多いので、しっかりとこちらも掃除しましょう。
グリル庫内の油汚れは、お湯に中性洗剤を溶かしたものを使って擦るように洗いましょう。
手が届きにくい場所は、菜箸などの細く長いものにタオルを巻き付けて使用すると汚れに届きやすいですよ。
また、頑固な油汚れがある場合は、中性洗剤をお湯に溶かしたものをキッチンペーパーに含ませ、油汚れに貼り付けて時間をおいてから擦ると落ちやすいです。
清掃後は、洗剤が残らないようによく水拭きを行い乾燥させましょう。
グリル庫内の乾燥が終わったら外したパーツを戻して完成です。
※グリル庫内の掃除箇所、掃除方法については必ず各メーカーの取扱説明書に従ってください。
日常的なお手入れを行いましょう
油汚れは、時間が経つほどに地層のように積み重なっていきます。積み重なった油汚れを落とすのは大変なので、日々の簡単なお手入れを行い汚れを溜めないようにすることが臭いを発生させない近道です。
また、最近は油汚れがグリル庫内に飛び散らないようにカバーがついている専用調理器具が増えてきました。専用調理器具を洗うだけで済むので、お手入れも簡単です。
専用調理器具は、コンロの種類によって付属または別売りとなります。
こちらの記事で、カバーがついている調理器具を紹介しているので、参考にしてみてください。
日々の簡単なお手入れを行うのか、カバー付き専用調理器具を使って調理をするのか、ご自宅のコンロに合った方法で、快適なグリル生活を過ごしてください。