
【コラム】いつもは捨てているみかんの皮で作る!オーガニック洗剤水
皆さんはみかんを食べた後、皮をすぐに捨てていませんか?
いつも「ゴミ」になってしまうみかんの皮。実はみかんの皮には、お掃除に役立つ成分が多く含まれています。
今回は、いつもは捨てているみかんの皮でオーガニック洗剤水を作ってみました。

みかんの皮には「リモネン」「ペクチン」「クエン酸」という成分が含まれています。
この成分はお掃除をする時に役立ちます。
「リモネン」・・・油の分解や消臭効果をもっています。
「ペクチン」・・・コーティング効果をもっています。
「クエン酸」・・・アルカリ性の汚れを落とす効果を持っています。
そして、みかんの皮で作る洗剤水はオーガニック成分のみなので「手荒れの心配」「小さいお子様にも安全」「環境に優しい」などのメリットもあります。
みかんの皮で洗剤水の作り方
みかんの皮で作るオーガニック洗剤水は、とても簡単な材料で作れます。
お子さんと一緒に作るのも楽しいですよ!
オーガニック洗剤水の材料
・みかんの皮
・水(300㏄)
・排水溝ネット
・鍋
・ スプレーボトル

1.ネットにみかんの皮を入れる。

2.鍋に水を入れる。

3.みかんの皮を入れ中火で10~15分煮て、みかんの皮のエキスを煮出す。(水にみかんの皮の色がついたら完成)

4.スプレーボトルに入れる前にしっかりと冷ましましょう。

5.オーガニック洗剤水の粗熱が取れ、スプレーボトルに移せるようになったら、スプレーボトルに移し替える。

自作のオーガニック洗剤水を使ってみました
作った洗剤水を使って掃除していきます。
ガスコンロの掃除
汚れが目立つところに吹きかけ磨いていきます。コンロの汚れの多くは、アルカリ性の汚れなのでみかんの皮に含まれるクエン酸が活躍します!


風呂掃除
浴槽・カランに吹きかけ磨いていきます。こちらも水垢(アルカリ性)の汚れなのでクエン酸が活躍しさらにペクチンのコーティング効果でピカピカになります。


こんな所にも使用できる

コンロ回りや風呂掃除以外にも、シンク・窓ガラス・床(使えない材質もあり)・インク落としなどにも使用できます。
また、天然成分の洗剤水なので人が触れる場所に使っても問題ありません。
まとめ
今回は、みかんの皮で作る洗剤水の作り方の紹介でした。
いつも捨ててしまうみかんの皮を有効活用できエコにも繋がります。
また、作る時も使った後も柑橘系のいい香りが漂い気分もスッキリしますよ。
ぜひ、お試しください!