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人生単位で役に立つ!お金にまつわる考え方

こんにちは!
暮らしに役立つ情報を随時発信!MOA-MOA SHOPです!
今回はこの方から教えていただきます!

白岩ましろ(しらいわ・ましろ)

1988年生まれ。京都市出身。
2012年FM-NIIGATA入社。
その後、フリーランスに転向しテレビリポーターやCMナレーターなどとして活動。
現在は株式会社MiKUMARi取締役を務め、広報事業を行なう他、ファイナンシャルプランナーとしてセミナー講師・執筆・個人の家計相談を行っている。
AFP、2級FP技能士。

日々FPとして家計や運用などの相談に乗っていると、いろんな方に出会います。
上手にやりくりしている人、手元にお金が残らない人、etc…
ちょっと耳が痛い話なのですが…
お金は死ぬまで生活や税金などに掛かります。
もう少し厳しいことを言うと、お金は死んでからも葬儀や相続などに掛かります。

今回は「人生単位で役に立つお金の考え方」をご紹介します。

前半では、基本の考え方をふたつ。
後半では、ゆとりがある人に共通する7つの黄金ルールをお伝えします。

まず、人生単位でお金をとらえてみよう。

基本1. 生涯年収を知る

まず、自分の生涯年収を知ることが大切です。これは、将来のお金の計画を立てる上での出発点となります。生涯で手に入れられる金額はある程度決まっていて、その金額を意識することは、賢いお金の使い方につながります。

計算は、簡単です。
今のご年収で65歳まで働くと仮定した場合を計算してみましょう。

例)35歳、額面年収380万円の方の場合

65歳まであと30年!
30(年間)×380(万円)=11,440(1億1,400万円)

いかがでしたか?
実際は社会保険料などが引かれて、80%程度が手取りの金額となります。
この場合だと、80%で計算すると9,152万円ですね。
普段の相談の中で「え!私って、こんなに稼ぐんだ!」とおっしゃることも多いですが、いかがでしょうか?

人生単位で俯瞰して収入を見てみることが、まず大切です。

基本2. 今と将来のお金を分けて考える

教育費や旅行などの目標を明確にし、それを達成するプランを作成しましょう。
人生全体を俯瞰することで、お金の使い方が変わります。
また、実は、月ごとの貯金目標よりも、年間の貯金目標の方が実現しやすい方も多いんですよ。

同じ年収でも、ゆとりのある人に共通する7つの黄金ルール

日頃から多くの方のお財布事情を見ていると、同じ年収でもゆとりのある人と、ない人がいます。なぜだろうと分析してみると、ゆとりのある人には共通するルールがありました。

1. 本当に欲しいものを買う

ゆとりがある人は、 衝動買いに陥ることなく、本当に自分が欲しいものを購入します。消費を計画的に行い、無駄な出費を避けます。「お金を使う」ことを慎重に考えることで得られる長期的な幸福感を大切にしています。

本当のお金持ちは「100万円と1円の使い方が同じ」とも言われているんですよ。

お金を大切に使うので、100万円を使う時も1円を使う時も、同じように考え、本当に必要なものにだけ支払う方が多いです。

2. 貯蓄よりも投資を考える

ゆとりがある人は、貯蓄だけでなく、投資にも積極的に取り組みます。お金を働かせ、将来の資産を増やす方法を探しています。適切にリスク管理を行いながら、知識をアップデートし、資産を増やすことを大切にしています。

3. 見栄を張らない

ゆとりのある人は、他人との比較や社会的なプレッシャーに左右されず、自分らしい生活を大切にします。高級品やブランド物を追求するのではなく、自分にとって本当に価値のあることにお金を使います。

4. 人間関係を大切にする

ゆとりがある人は、お金だけでなく人間関係にも重きを置きます。家族や友人との時間を大切にし、共に楽しい経験を積み重ねます。人間関係こそが本当の富であると理解しています。

5. モノ消費より、コト消費

ゆとりのある人は、物を所有することよりも、経験や旅行などのコト消費の価値を大切にしています。そこから得られる思い出や経験は一生ものであり、幸福感を高めることを理解しています。

6. トイレが綺麗

迷信的な話かもしれませんが、トイレや水回りが綺麗なことも共通しています。ゆとりがある人は、快適な環境や健康を維持することにもお金をかけ、心地よい生活を追求しています。あと、なぜかトイレの蓋をきちんと閉める人が多い印象ですね。

7. 質の高い情報にお金を払う

知識や情報の価値を大切に、良質な書籍、新聞、教育などに投資しています。
自己成長を重視しているので、専門知識を深めるために費用をかけることをためらいません。

まとめ

お金は、一生付き合っていくツール(道具)です。
あくまで「ツール」であり、決して「人生の目的」ではありません。
ツールとしてのお金にとらわれすぎず、ゆとりのある人生を送るためには、今回お伝えした「基本の1&2」+「7つの黄金ルール」がベースになります。
今回の内容を意識して、長期的な目線でお金の考え方を捉え直してみてくださいね。

次回も、お楽しみに!

株式会社MiKUMARi

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TEL:025-288-6970

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