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身近なSDGs 長く大切に使いたい。水筒のニオイの原因とニオイの取り方

気が付いたらもう11月。今年もあと2か月を切りましたね。
秋が深まり朝晩と冷え込むこの頃、温かい飲み物が手放せなくなる季節になりました。
水筒に温かいコーヒーや紅茶をいれて持ち歩いている方も多いですよね。
ふと、水筒の香りを嗅いでみると「水筒に嫌なニオイがついている」なんてことはありませんか?
お気に入りの水筒は長く大切に使いたい!今回は水筒の嫌なニオイの原因と、そんなニオイを取る方法をお伝えします♪ぜひ最後までご覧くださいね!

水筒のニオイの原因

どうして水筒に嫌なニオイがついてしまうのでしょうか。
考えられる原因はいくつかあります。ご自身の水筒をお手元に用意して、ぜひ確認してみてください。

カビ

水筒は筒状で、またフタの部分にはパッキンがついており隙間や溝があります。そのため水筒は洗いにくく、十分に綺麗になっていない可能性があります。そこにカビが繁殖し、ニオイの原因となってしまうことがあります。

飲み物のニオイ移り

飲み物のニオイ移りも水筒の嫌なニオイの原因になります。コーヒーや紅茶、お茶などは風味が強く香りも強いので、水筒にニオイが残ってしまう可能性があります。

たわしや硬いブラシで金属製の水筒を洗ってしまうと水筒内に傷がつき、その傷に錆ができてしまいニオイの原因となります。水筒から金属の香りがする場合は錆びてしまっている可能性があります。

水筒のニオイをとる方法

カビや錆が原因の嫌なニオイは洗い方の工夫で対策がとれます。細かいところにも届くスポンジを使ってしっかりと洗ったり、フタについているパッキンを取り外して洗うようにしましょう。

一方、飲み物のニオイ移りは対策を取りにくいものです。使っていくうちにどうしても飲み物のニオイが水筒に移ってしまうかと思います。そこで、ご自宅にあるもので簡単に水筒のニオイが取れる方法をいくつかご紹介します!ぜひ試してみてください。

重曹とお湯で洗う(コーヒーのニオイ移りにオススメ)

→重曹はアルカリ性で、コーヒーは弱酸性なので、ニオイが中和され取れやすいです。

① 水筒に重曹を大さじ1杯程度水筒に入れる。(500mlに対し大さじ1杯ほど)
② 60℃くらいのお湯を入れて、蓋を閉めて振る。
③ 数時間放置して、しっかりとすすぐ。

・お酢とお湯で洗う(紅茶のニオイ移りにオススメ)

→お酢には酢酸という酸が含まれており、殺菌効果や消臭効果があります。


① 水筒に50℃くらいのお湯をいれ、入れたお湯の10%ほどの量のお酢をいれる。
②フタを閉めて振る。
③ 1時間ほど放置して、しっかりとすすぐ。

・クエン酸とお湯で洗う

→クエン酸は水垢を落としやすく、水筒の水垢や茶渋などの汚れを落としてくれます。


① 水筒にクエン酸を大さじ1杯程度水筒に入れる。(500mlに対し大さじ1杯ほど)
② 50℃くらいのお湯をいれて、蓋を閉めて振る。
③ 数時間放置して、しっかりとすすぐ。

おわりに

今回は水筒につくニオイの原因と、そんな嫌なニオイを取る方法をお伝えしました。
暖かい飲み物が手放せないこの季節。自販機で買うのも良いけれど、水筒は持ち運びできる手軽なエコです。好きな飲み物を持ち歩けるし、飲み物の温度も保てる優れもの!
せっかく水筒で飲み物を持ち歩くのであれば、綺麗でニオイ移りのない水筒を長く大切に使いたいですよね。ニオイがついてしまったから水筒を捨てるのではなく、定期的なお手入れでニオイを取り清潔な水筒を保つことができます。お伝えしたニオイを取る方法はどれも簡単にできるものばかりです。ニオイの原因を確かめ、定期的にきちんとお手入れをしてみてくださいね!

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