【コラム】寝苦しい夜をお風呂で解決！？熱帯夜でも快眠したい！

寝苦しい夜、どうしてる？

梅雨が明け、本格的な夏が到来しました。
日中は日差しが強く、気温が高い。
夜も更け、そろそろ寝ようかと寝室に入ると、モワっとした不快な熱気に部屋が包まれている。
体も火照って、なんだか寝苦しい‥なんて経験ありませんか？
今回は、そんな寝苦しい夜に快眠する方法をご紹介します！

暑くて寝苦しい夜の原因

暑くて寝苦しい夜の主な原因は、「寝室の室温と湿度」「寝具に籠った熱」「深部体温」です。

寝室の室温と湿度

私たちが寝苦しいなと感じる寝室は、気温が高い日中に直射日光が良く当たり、日中に籠った熱と湿気が外に逃げていない状態です。
夏場に人が快眠するためには、室温26℃以下、湿度50～60％と言われています。
同じ温度でも、湿度が高いと人は不快に感じてしまうそうです。心地よい湿度に調整しましょう。

寝具に籠った熱

布団や低反発マットレスなど寝具の素材の幅が増え、選択肢が増えていますね。
最近増加傾向にあるウレタン素材を使用した低反発マットレスは通常の布団に比べ、熱が籠りやすい傾向にあります。
夏場に人が快眠するためには、寝具の内部温度33℃、湿度50％程度が適切と言われています。

深部体温

深部体温とは、体外の環境変化の影響を受けにくい体内部の温度で内臓を守るため一定に保たれています。
日中は脳と体を動かすために深部体温は高く保ち、深部体温が下がると眠気がやってきます。

暑くて寝苦しい夜に快眠するコツ

寝苦しい夜を快適に過ごし、快眠するコツは深部体温を下げる環境を作ることです。

まず寝室の室温と湿度を快適にしましょう。
エアコンをつける前に寝室にある窓を対角線上に開け、空気の通り道を作りながら換気をしましょう。
電気の使用量削減にもつながります。
室温と湿度が下がったら、窓を閉めてエアコンを稼働し、快適な寝室を作りあげてください。
エアコンで室温と湿度を下げながら、扇風機で室内の空気を循環させると良いと思います。
次に寝具の内部温度と湿度。
高すぎると体の深部温度を体外に放出しづらくなるので、接触冷感の寝具に変更するのが良いでしょう。

最後に体内の深部温度ですが、寝る前の1～2時間前に38～40℃の入浴をおすすめします。
体内の血管を開き、深部体温を放出する準備を整えるのが目的です。
入浴温度が高すぎたり、入浴時間が長過ぎたりすると、副交感神経を刺激してしまい、寝辛くなってしまうので注意が必要です。
体の芯まで温めることを意識しましょう。
夏場の熱い時期はシャワーで過ごしたい方は、太い血管が通っている体の部位をシャワーでしっかりと温めると同じような効果が得られます。

まとめ

いかがでしたか？熱帯夜でも快眠するコツは深部体温を下げる環境を作ることでした！
ちなみに寝ている間のエアコンは苦手という方は、足の裏などを扇風機や氷嚢で冷やしておくと深部体温が下がりやすくなり、快眠につながると思います。
是非試してみてください～！