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あなたは大丈夫?疲れる節約と持続可能な節約

こんにちは!
暮らしに役立つ情報を随時発信!MOA-MOA SHOPです!
今回はこの方から教えていただきます!

白岩ましろ(しらいわ・ましろ)

1988年生まれ。京都市出身。
2012年FM-NIIGATA入社。
その後、フリーランスに転向しテレビリポーターやCMナレーターなどとして活動。
現在は株式会社MiKUMARi取締役を務め、広報事業を行なう他、ファイナンシャルプランナーとしてセミナー講師・執筆・個人の家計相談を行っている。
AFP、2級FP技能士。

近頃「食材が値上がりした!」「電気代の請求が大変なことに…」という情勢で、
日々の節約に励んでいる方が多いのではないでしょうか?
実際に「うちの家計を見てください!!」というご相談も増えています。
今回は、実際にあった「実録!疲れる節約 事例4選」と「今から取り組むべき、持続可能な節約5選」をご紹介します。

実録!疲れる節約 事例4選

60代Aさんの例「ケチケチ買い物」

夫の定年退職を機に、専業主婦のAさんは家計に不安を感じるようになりました。
その結果、1円でも安い食材を求めては、片道40分の自転車通勤で買い物をし、家計の支出を抑えることに励んでいました。
しかし、このやり方で疲れが溜まる結果となりました。
節約は大切ですが、過度な負担を強いる節約は健康を損なう恐れもあります。

40代・女性・Bさんの例「ケチケチ省エネ」

マイホームのローンが重く、将来に不安を抱えるBさん。
家計を支えるために無理な節電を家族に要求し、家庭内がピーンと緊張状態に。
一時は離婚の危機にも直面しました。
節約のために家族のコミュニケーションや心の健康を犠牲にすると、長期的な幸福に影響するのだと教えてくれた事例です。

20代・女性・Cさんの例「不健康な節約」

節約志向から食事を削減した結果、20代のCさんは体調を崩してしまいました。
医療費や仕事の不調による損失を合わせたら、逆に経済的に損を招く結果に。
健康を犠牲にすることは、結果的にお金を失うことにも繋がりかねません。

30代・女性・Dさんの例「不衛生な倹約」

安泰の将来の為に倹約を徹底した結果、30代のDさんは婚活に失敗。
浴槽の湯を限界まで使い回す、食器は使用後タオルで拭くだけ、使い捨てマスクは擦り切れるまで何度も使うなど、彼から「もうついていけない…」と婚約破棄されてしまいました。

上記の事例からわかるように、節約は適切な方法で行うことが大切です。
私は一時的な貯蓄よりも、健康や幸福の方が大事だと考えています。
実際の個別相談では、節約をダイエットに例えてご説明することもあります。
たとえば「娯楽費をなくす」=「糖質ゼロで一生過ごす」「リンゴだけで一生過ごす」ということに置き換えてみます。
一時的にスリム(貯金ができる)になり成果が出るかもしれませんが、過度に取り組むと、その後「リバウンド」や「健康問題」に直面することがあります。
人生100年時代と言われている現在において、自ら過酷な道を選んでいると言っても過言ではありません。

では、どうすれば心身ともに健康に節約ができるのでしょうか?
私のマネー相談は「ハッピーに楽しく!」がモットーです。
今後の人生がどうすれば明るくなるか一緒に紐解いていきましょう!

今から取り組むべき、持続可能な節約5選

正しい節約のコツは「楽しく続けられること」です。
すぐに取り組むべき、かつ、持続可能な節約を5つご紹介します。

1. 固定費を確認

スマホ料金やサブスクなどの固定費を見直すことで、無駄な支出を削減できます。
私の経験上、一番効果が出やすいです。
面倒でも「今の我が家に合っているか?」という観点でプラン見直しをおすすめします。 

2. 自分に合った家計管理方法を見つける 

銀行口座を整理したり、先取り貯蓄を始めたりすることで、細かな家計簿をつける必要がなくなります。
不要なクレジットカードの解約や、引落口座の一本化、家計簿アプリの活用、現金での予算管理など、選択肢は様々です!

3. 自分に合った資産運用を考える 

「自分にはまだ早いかも…」と、手をつけるのをためらわず、資産運用を考えましょう。
ただし、無計画な投資は避け、自分の状況に合った方法を選びましょう。
合うものを選ぶためには知識が必要になるので、身近なお金のプロにご相談くださいね。
時間と利率を味方につけることは、節約と同じくらい大切です。 

4. ライフプランを立てる 

教育費や旅行などの目標を明確にし、それを達成するプランを作成しましょう。
人生全体を俯瞰することで、お金の使い方が変わります。
また、実は、月ごとの貯金目標よりも、年間の貯金目標の方が実現しやすい方も多いんですよ。

5. 保険の内容を確認する 

あまり知られていないのですが、保険料は年々変動しています。「若い時の方が安い!」とも限らないケースが増えています。ですので、最新の情報を元に、保険の見直しを行いましょう。セカンドオピニオンを求めることもおすすめです。

まとめ

人生は長いです。節約を心がけながらも、健康と幸福を失わないように気をつけてくださいね。何事も「やりすぎ」は逆効果になることもあるため、バランスを保ちつつ、楽しく節約できる方法を見つけましょう。

お金と人生は切っても切れないものです。
人生100年時代、明るい未来に向かって一緒に歩んでいきましょうね。
次回も、お楽しみに!

株式会社MiKUMARi

〒950-0872
新潟県新潟市東区牡丹山3丁目1番1号ソロモンビル1階
TEL:025-288-6970

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