夏の定番飲料！麦茶の保存方法

夏の暑さを和らげるのにぴったりな麦茶。麦茶はカフェインを含まないため、子どもから大人まで幅広く楽しめる飲み物です。
特に夏の時期は、麦茶大容量の容器に入れて作り置きをしているご家庭も多いのではないでしょうか？
そんな麦茶ですが、実はとても傷みやすい飲み物なんです。適切な保存方法を行っていないと傷んだ麦茶を口にしてしまうかもしれません。
今回は毎日新鮮な麦茶を楽しむために、麦茶の保存方法ついてご紹介したいと思います。

麦茶の適した保存方法

麦茶は冷蔵保存が適しています。
麦茶に含まれるデンプン質が腐敗しやすい性質をもっているためです。
また、デンプン質は微生物にとって栄養源です。そのため微生物が繁殖しやすいため、麦茶の風味が劣化するだけでなく、健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。
特に夏場の高温多湿な環境では、麦茶を冷蔵庫で保存することが大切です。美味しい麦茶を安全に楽しむために、必ず冷蔵保存をするようにしましょう。

麦茶を保存する容器のメリットとデメリット

プラスチック容器

・メリット

プラスチック容器は軽量で扱いやすく割れる心配がないため、特に小さなお子さまがいる家庭の日常的な使用に適しています。また、持ち運びも容易で、ピクニックやアウトドア活動にも便利です。

・デメリット

プラスチック容器は麦茶の匂いが移りやすく、長期間使用すると茶渋などの汚れがつきやすいというデメリットがあります。さらにプラスチックは熱に弱いため、煮出し熱い麦茶を入れると容器が変形する可能性があります。プラスチックの種類によっては化学物質が溶け出すこともあるので注意が必要です。

ガラス容器

・メリット

ガラス容器は耐熱性が高く熱湯消毒が可能で、微生物や雑菌の繁殖を防ぐことができるほか、麦茶の匂いが移りにくいのが特徴です。そのため、容器内を清潔に保ちやすく、麦茶の風味を損なわずに長く新鮮な味を保つことに優れています。

・デメリット

ガラス容器は重く割れやすいため、小さなお子さまがいる家庭では取り扱いに注意が必要です。また、ガラス容器はプラスチック容器に比べて高価なものが多く、コストがかかる場合があります。

麦茶パックの保存方法

開封済みの麦茶パックは、風味と品質を保つために適切に保存することが大切です。
開封後は密閉できる容器に移し替えるか、元の袋の口をしっかりと閉じて、空気や湿気の侵入を防ぐようにしましょう。特に湿気が多い場所や直射日光が当たる場所での保存は避け、冷暗所で保管しましょう。
また、冷蔵庫での保存も効果的ですが、匂い移りを防ぐために他の食品の近くに置かないように配置し保存して下さい。

まとめ

いかがでしたでしょうか？
麦茶は、常温保存を避けないとすぐ傷んでしまうことが分かりました。夏は高温多湿な環境になりやすいです。麦茶をより美味しく、そして安全に楽しむために、麦茶を冷蔵庫へ入れることを忘れないようにしましょう！
また、麦茶を作ったときに使った麦茶パックは掃除用具や排水溝の臭いとりとして再利用ができる優れものなんです。
過去に、使用済み麦茶パックを、掃除用具として再利用する方法もご紹介しています。ぜひ確認してみて下さい！