ゆく年、くる年、お茶とともに
こんにちは!
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今回はこの方から教えていただきます!
中村春菜
北精園・ディレクター
歯科衛生士とモデルの活動の傍ら、北精園のリブランディングに携わる。北精園では、商品の企画デザインや社内ディレクション、セールスといった幅広い業務を担当。(写真-右)
中村綾夏
北精園・ディレクター
HR領域のベンチャー企業で”自分らしい働き方・生き方”にまつわるwebメディアの編集を担当している。北精園では、姉(春菜)と共にセールスをするほか、一部のクライアントワーク、オフィスワークで携わる。(写真-左)
北精園茶舗
北精園茶舗 本店
〒958-0024 村上市瀬波中町1-30
TEL0254-52-2021
営業時間 10:00〜18:00
北精園茶舗 村上プラザ店
〒958-0823 村上市仲間町200 村上プラザ1F
TEL0254-50-1120
営業時間 10:00〜19:00
みなさま、2023年も気がつくと既に師走。
残っているやるべきことを一刻も早く終わらせ、清々しい気持ちで元旦の日の出を拝みたいものですね。
さて、今回は「年末年始と元旦のひと時にぴったりなお茶の愉しみ方」についてご紹介します。
おうちで家族団欒のなか過ごす年末年始、、
ひとり自由気ままに過ごす年末年始、、
大切な人とゆったり過ごす年末年始、、
いろんな過ごし方があることでしょうが、実は「お茶」にも年末年始に寄り添う様々な愉しみ方があるんです。
お茶好きな人も、そうではない人も、ぜひこの際に試してみてくださいね。
大晦日に愉しむ茶事「除夜釜(じょやがま)」
茶人の間では古くから「夜咄(よなばし)」という茶事があります。
長夜の時期、日暮れから茶室に集い、わずかな灯りの中でお茶を愉しむものです。
大晦日に集う「除夜釜(じょやがま)」もよなばしの流れを汲む茶事ではありますが、年末の忙しい中でも気軽に立ち寄れるようにと、玄関脇の小さな小部屋で開催されるそうです。
まだ照明もなかったような時代、お茶と蝋燭の灯りと共に除夜の鐘を待つ時間は、とても素敵な空間だったに違いありません。
この文化が生み出す心のゆとりや、過ぎゆく時間への丁寧な向き合い方は、この先も繋いでいきたい日本の”尊さ”そのものですね。
今や「除夜釜」が開かれる場は減ってしまったかと思いますが、年の最後に心落ち着く空間を作って”ゆく年”を振り返り、”くる年”に思いを馳せるのも素敵ですね。
リラックスできる空間におすすめのお茶5選
多くのお茶にはリラックス効果が含まれているものですが、今回は特におすすめしたいお茶の種類を5つご紹介します。どれも風味が豊かで、心を落ち着かせる効果が期待できますよ。
・緑茶(Sencha):
一般的な日本茶であり、爽やかな風味があります。
カフェインが含まれていますが、リラックス効果もあるため、適度な量で楽しむと良いでしょう。
・玉露(Gyokuro):
精製度の高い茶葉を使用した高級な緑茶で、甘みがあります。
香りも豊かで、ゆっくりとした時間を過ごすのに適しています。
・抹茶(Matcha):
抹茶は茶葉そのものを粉末にしたもので、濃い味わいがあります。
抹茶ラテや抹茶スイーツ として楽しむのもおすすめです。
・ほうじ茶(Hojicha):
焙煎された緑茶で、焦がした香ばしい風味が特徴です。
カフェインが比較的少ないため、夜にも適しています。
・白茶(Hakucha):
茶葉をほとんど酸化させずに製造される白茶は、穏やかで優雅な味わいがあります。
カフェインも控えめで、リラックス効果が期待できます。
これらの茶葉は、そのまま飲むだけでなく、和菓子や軽いおつまみと一緒に楽しむこともおすすめです。お好みの味わいや香りに合わせて、日本茶を楽しんでください。
お正月に飲むお茶「大福茶(おおぶくちゃ)」
大福茶(おおぶくちゃ)とは、一年の幸福と無病息災を願って年の始まりにいただく縁起茶です。
地域や製造しているお店によって、お茶の種類、中に入れる具材が異なります。
一般的には、煎茶か抹茶をベースに、黒豆、玄米、昆布、金箔、梅干し、山椒などを入れることが一般的です。
煎茶の深い味わいに、香り豊かな玄米や昆布、豆の独特の甘みが重なって、お正月ならではのとても贅沢な味わいを楽しめます。
おうちで作れる縁起茶アレンジ例
お正月にぴったりな祝いのお茶は、もちろん家にあるもので作れます。
1年の始まりを祝う豪華な食事が並ぶ時期だからこそ、消化機能を促進させるお茶をお供に楽しみたいですね。
【組み合わせ例1|緑茶・梅干し・昆布】
①湯呑に梅干しと結び昆布を入れる。
②急須に茶葉とお湯を入れる
③湯呑にゆっくりとお湯を入れる
(POINT)乾燥昆布を濡らしたキッチンペーパーなどで包んで柔らかくして結ぶと良い
【組み合わせ例2|緑茶・玄米】
①玄米(白米でも可)をフライパンで炒る
②炒った玄米と茶葉を同量で急須に入れて、お湯を注ぐ
(POINT)香ばしい香りと風味が楽しめる
終わりに
年末年始、それは1年で一番日常が華やぐ時期です。
普段はそんなことはなくとも、年末年始ばかりは食べる時間を気にせずに食べ続けてしまったり、ついつい食べ過ぎてしまったりしますよね。
そんな時こそ、お茶はとってもありがたい存在です。
お歳暮やお年賀の品としても喜ばれるお茶。家族揃って飲むのはもちろんのこと、お世話になった方への贈り物にしてみるのもおすすめですよ★
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