日々の疲れを癒しながらできる温活術
こんにちは!
暮らしに役立つ情報を発信!MOA-MOA SHOPです!
今回はこの方から教えていただきます!
株式会社Shitamichi HD クリエイティブ事業部代表
リリマリプロダクション所属 タレント
特定非営利活動法人Lily&Marry’S 理事
川口かおり
新潟を拠点に、地域活性化デザイナー・イラストレーター/タレントとして活動を行う。
また、「生活に温活をプラス」プロジェクトのディレクションを担当。「温活」を通じて、新潟県の食材やスポットなど「新たな視点での新潟の魅力」を発信していくのが目標。
2024年1月に一児の母となり、仕事と育児の両立に絶賛奮闘中。
【川口かおりさんSNS】
【生活に温活をプラスのSNS】
そもそも「温活」って何?
「温活」とは、体を温めて適切な体温を維持し、健康な体を保つための活動のことです。
体が冷えて体温が低下すると、血行不良や新陳代謝の低下が起こり、それが肩こりやむくみ、肥満、月経不順、不妊、免疫力の低下など、さまざまな不調を引き起こすと言われています。
特に現代では、冷暖房の使用や運動不足、ストレス、冷たい飲食物の摂取などによって、体が冷えやすくなっており、こうした不調に悩む方が増えているそうです。
「温活」は、体調を整えるためにも重要な役割を担ってくれます。体温を適正に保つことで、血流が良くなり、基礎代謝が向上し、体の内側から健康をサポートしてくれるんです。
今回は、忙しい方にも「日々の疲れを癒しながらできる温活術」を紹介しますので、ぜひリラックスしながら実践してみてください!
備えあれば憂いなし!レジャーにお役立ちアイテム
日々の疲れを癒す方法は人それぞれ。
ショッピングを楽しんだり、自然の景色を眺めたり、文化に触れたり…お出かけされる方もいらっしゃるのかなと思います。
お出かけの際、あると助かる温活アイテム。それは「薄手のカーディガン」です!
さっと羽織っても良いですし、中に着てもかさばらないので、どんな場面でも使いやすく、おすすめです!
体を冷やしてしまうかも?お出かけスポット3選
映画館
長時間同じ場所で同じ姿勢でいると、血行不良を起こしがちに..。さらに冷房が効きすぎていたらどんどん体が冷えてしまうかも!
美術館
美術館や博物館、資料館などは作品や資料をカビや虫から守るために、温度や湿度を一定に保つ必要があり、一般的に温度が18~22℃に保たれています。数字を見るとそこまで寒くないようにも思えますが、万が一に備え体温調節ができるといいかもしれません。
公園
お出かけの前に天気予報を確認していても、予報通りにならない場合もありますよね。特に自然の多い場所で過ごす際は、気候変動に要注意!
まさに『備えあれば憂いなし』。
せっかくのお出かけですので、できるだけ素敵な時間を過ごしたいですよね。『薄手のカーディガン』を、ささっとカバンに忍ばせておくことをおすすめします。
お風呂でま〜ったり『温活』
健康な体を作るのは日々の習慣から。
普段から、38~40℃の湯船にしっかり浸かることで、血行が促進され体も温まるため、湯船での全身浴は大切です。(浸かる時間は20分程度)
心身は一気にリラックスモードになり、スムーズな入眠にもつながります。[1]
そして、私が実践してみてよかった入浴法をご紹介します!
家サ活入浴法
①.バスタブに40~41℃のお湯を張ります。
②.湯船に15分程度しっかり浸かります。のぼせに注意しつつ、水分補給も忘れずに!
③.湯船から出てクールダウンします。クールダウン中は浴室の窓やドアを開けて外気を取り入れると◎
④.②と③を何度か繰り返します。
③にならい、窓やドアから外気を入れることで、まるで本当にサウナに来ているかのような感覚が味わえます。気温が低すぎなければ、ベランダなどに出て風にあたるのも良いそうです。[2](うちは住宅街の中にあるので、勇気がでませんが笑)
日本酒風呂
言わずもがな知れた温活食材の「日本酒」ですが、日本酒風呂は飲めなくなってしまった日本酒の有効活用のひとつとしてもおすすめです。
日本酒には「アデノシン」という血管拡張作用のある成分も含まれており、血管が広がって血の巡りがよくなると、肩こりなど血行不良が原因のひとつとなっている症状がやわらぐなどの可能性があるといわれています。日本酒には血行促進や疲労回復、美肌などの効果がありますが、日本酒風呂も肌に直接触れることで似たような効果を実感できると言われています。更にもともとのお風呂の効果に「アデノシン」の作用も加わるため、より血行が促進される効果が期待できます![3]
ちなみに浴槽に入れる日本酒の量ですが、一般的な家庭用浴槽なら180~360ml程度で良いそうです。
私はあまりお酒が飲めないので、200mlを目安に入れていますが、十分香りや効果を実感できます。
蒸気とともに香る日本酒の香りは格別です。
ぜひ上記二点の入浴法、実践してみてくださいね!
日の終わりに『ながら温活』
『温活』に通ずる、頭を冷やして足を温めるという頭寒足熱の考え方があります。[4]
【「頭寒」のメリット】
「頭寒」の状態(頭を冷やす)は、健康に良いといわれており、不眠、肩こり、頭痛にも効果があるとされています。
【「足熱」のメリット】
「足熱」の状態(足を温める)は、冷え性を緩和する効果が期待できるのだそうです。
血流の巡りが悪い足先は、温めることで冷えが緩和されていきます。足裏マッサージで足裏がポカポカして気持ちいいと考えるとイメージしやすいのかなと思います。頭寒足熱の状態をつくるために、内くるぶし周辺とかかとの中央を温めることが大切です。内くるぶし周辺には、冷えにとって大切なツボが集中しており、かかとの中央には自律神経を整える効果があるといわれています。
この2箇所にカイロを貼ると効率よく身体全体を温めることができます。
肌に直接カイロを貼ると熱いので、靴下の上から貼ってじ〜んわりと温めるようにしましょう!
ただ、ここで注意点が1つ。
足が冷えるからといって『寝る時に靴下を履く』のはやめてください!
足からの放熱ができずに、いつまでも眠気が高まりにくくなってしまいます。
靴下は、就寝前には履いていても大丈夫ですが、ベッドや布団に入る際には脱いでおきましょう![4]
最後に
今回は、忙しい方にもオススメ『日々の疲れを癒しながらできる温活術』をご紹介させていただきました。少しでも「これならできるかも!」と思っていただけたら嬉しいです ^^
次回は最終回、新潟在住の方にも知っていただきたい!『新潟に関連した温活』をご紹介します!
【参考文献】
[1]お風呂は「ぬるめ&長め」が正解!最適な温度と期待できる健康効果
https://www.yomeishu.co.jp/health/3961/
[2]冷え解消に温活を!食事や自宅サウナで体を温めよう
https://www.s-re.jp/magazine/health/109/
[3]日本酒風呂の効果とは? 入れるお酒の量や入浴時の注意点などもチェック!
https://tanoshiiosake.jp/11588
[4]寝るとき靴下を履くのはダメ!冬の快眠「新常識」を睡眠のプロが教えます
https://panasonic.jp/life/sleep/180003.html