【コラム】さぼっていたレンジフードの掃除をしてみた!
掃除が苦手な曲がり角。
それを見据えて「レンジフードは掃除が最低限で済むものを!」と選択しましたが、最低限というだけで、必ず掃除をしないといけない時期はやってくるもの…
「お手入れ簡単!10年間ファンの掃除はいらない!」というフレーズに心が惹かれて、購入したレンジフード。
重い腰をあげ、いざ掃除を開始!
キッチンのレンジフード掃除に必要なもの
- ゴム手袋またはビニール手袋
- 新聞紙
- 雑巾
- ゴミ袋
- ラップ
- 古歯ブラシ
- ティッシュペーパー
- ペーパータオル(洗って使えるものがおすすめ)
- 油汚れ用洗剤
今回は、「シロッコファンタイプ(ディスクあり)」と「シロッコファンタイプ(ディスクなし)」の2パターンのレンジフードのお掃除を紹介したいと思います。
今回、お掃除するレンジフードのパーツの説明です。
レンジフードは図のように③オイルトレー、④整流板、⑤ファン、⑥ベルマウスがあり、掃除しやすいように取り外しが簡単な構造になっています。
まずはシロッコファンタイプ(ディスクなし)を掃除してみよう。
~下準備~
①キッチン台が汚れないように新聞紙を広げる。
汚れを落とすときにキッチン台に垂れてしまうことがあります。汚れないように、新聞紙や段ボールなどを敷きましよう。
②整流板を取り外す。
整流板を開けて、取り外します。ほとんどのレンジフードは整流板が取り外せるようになっているものが多いです。
③オイルガード(油受け)とベルマウス(カバーのようなもの)ファンも取り外す。
ファンが回転しているのはとても危険です。必ずファンの停止を確認し、取り外しましょう。
④それぞれ汚れを拭き取る。
手袋をしたら、整流板、オイルガードとベルマウス、ファンをティッシュペーパーで拭いていきましょう。
そのまま洗剤をかけて洗うよりも、汚れが落ちやすくなり、また洗剤の節約をすることができます。油が固着している場合は、ヘラやいらなくなった定規などを使って、こそぎ落とすと取れやすいです。
~お掃除本番~
①整流板の掃除
それでは実際に整流板を掃除していきます。
ペーパータオルを濡らし洗剤をかけたら、整流板を拭いていきます。
汚れが落ちたら、水拭き、乾拭きの順できれいにしていきましょう。
側面と裏面も同様の順番に拭きあげたら、整流板のお掃除は終了です。
②部品の掃除
次はオイルガード、ベルマウス、ファンを掃除していきます。
①と同様にペーパータオルを濡らし洗剤をかけて、それぞれを拭いていきます。
汚れが落ちたら、水拭き、乾拭きの順できれいにしてきます。
部品の中でもファンは、油汚れがひどく、なかなか汚れが取れにくい場合が多いです。
その場合は洗い桶などに60度程度のお湯を張り、洗剤をかけて、漬け置きするのがとても効果的です。
加えてファンの羽部分にも油汚れが溜まっています。ペーパータオルをスライドさせてこすると汚れが落ちやすいですよ。
古歯ブラシを使ってもOK!細かい部分もきれいに掃除できます。
③本体部分の掃除
最後に本体の掃除です。
今までの部品掃除と違い、取り外しができなく高所のため、少し掃除がしにくいです。
無理せずできる範囲で掃除を行ってみてください。
掃除方法は①・②と同じ。濡らしたペーパータオルに洗剤を馴染ませ、拭いていきます。
レンジフード本体に洗剤を吹きかけてしまうと、洗剤が垂れて目に入ってしまう危険性があります。タオルペーパーに馴染ませて拭くようにしましょう。
①・②同様、水拭き乾拭きの順で、二度拭きをしたら掃除は終了です。
また本体部分の掃除の際に、コンロの天板に体重をかけてしまうと割れてしまうことがあるので、注意してください。
④部品の取付
それぞれの部品が乾いたら、元通りに取り付けましょう。
これでレンジフードのお掃除は完了です。
さすがショールームのキッチン。日々きれいに掃除を心掛けているだけあって、手入れが行き届いていました!
掃除を始めるとき、「一見きれいに見えているから、掃除する必要はないかも」と思いましたが、初めに乾拭きした時はティッシュペーパーが滑らず、油汚れのべたつきもありました。
しかし、掃除をしてみたらとてもすっきりきれいに!輝きがちがいますね!
次にシロッコファンタイプ(ディスクあり)のレンジフードを掃除してみよう
掃除の仕方はファンタイプと同じです。
~下準備~
①新聞紙を広げます。
②整流板を取り外します。
③オイルガード(油受け)とディスクを取り外します。
④それぞれ汚れを乾いたティッシュペーパーで拭き取ります。
いい感じに汚れていますね~。
掃除のやりがいがありそうです\(^o^)/オワタ
~お掃除本番~
①整流板の掃除
先ほどのショールームのキッチンとは違い、今回は我が家のキッチン。整流板には頑固な汚れがついていました。何回か洗剤をつけて拭いていきます。
古歯ブラシも使い、細かい部分も汚れをしっかり落としていきます。
側面、裏面も同様に拭き上げましょう。
②部品の掃除
やっぱり他の部品も汚れが頑固でした。漬け置きをして汚れを取りやすくします。
洗い桶にディスクが入りきらない場合はラップに包んで漬け置きしましょう。
数分の漬け置き後ラップを外してみると、この時点で汚れがほとんど落ちています!
オイルガードは溝の油汚れが目立ちます。古歯ブラシを使い、溝の汚れを落としましょう。
③本体部分の掃除
べったりと汚れがついていますね。
洗剤を馴染ませたタオルペーパーで何度か拭いていきます。
整流板をひっかける吊り金具の部分も意外と汚れています!見逃さないように注意です!
側面も汚れていたので汚れを落としていきます。
④部品の取り付け
部品が乾いたら、取り付けてお掃除完了です!
1年半ほどため込んだレンジフードの掃除。
どんなに大変かとびくびくしていましたが、30分程度で掃除は終了!
想像していた以上に掃除が簡単でした!
意外と簡単で予定よりも早く掃除が終わり、レンジフード掃除の勢いでコンロの掃除もついでにしてしまいました!(笑)
きれいになるって本当に気持ちがいいですね!
まとめ
最近のレンジフードは清掃性が上がっており、簡単に掃除できる製品が増えています。
こまめな掃除が1番良いと思いますが、なかなかそんな時間も気力もないのが現実。
だから、そんなにこまめに掃除をしなくて、後回しにしてしまっても大丈夫ですよ!
みなさんが想像しているよりもずっと簡単です。1年に1回くらいはレンジフードのお手入れをしてみてはどうでしょうか?(3か月に1回程度の掃除をおすすめします。)
見た目だけでなく、心もすっきりするかもしれません!
お手入れのサインはお掃除ランプが教えてくれるものもありますが、(設定により30~300時間毎)
・レンジフードの音が大きくなった気がする
・部屋に匂いが残るようになった
という自分の感覚も目安になります!
気が向いたときにぜひ試してみてください。