
こどもの朝の支度をスムーズに進めるために実践したこと
新生活が始まって、少しずつ生活リズムが整ってきたころ。
5月は、大人もこどもも慣れない環境で過ごす日々に疲れが出始め、なんとなく行動がのんびりになってしまう時期。
特に出発時間が決まっている朝は、時計を見て慌ててしまうことありませんか?
一日の始まりである朝は、少しでも気持ちに余裕をもって過ごしたいですよね。
今回は、「こどもの朝の支度をスムーズに進めるために実践したこと」をお伝えしていきます。
朝の支度はどんなことが大変?

こどもの朝食や着替えに加え、自分自身の支度など、朝は限られた時間の中でやることがたくさんありますよね。朝の支度でわたしが特に大変だったことをお伝えします。
朝食を食べるのに時間が掛かる
席に着くまでに時間が掛かる上に、せっかく用意した朝ごはんもなかなか手をつけてくれないことが多くありました。お昼ごはんまでお腹が空かないように、しっかり食べてほしいと思う反面、食べ終わるまでにかなり時間が掛かってしまい、やむを得ず途中でごはんを下げることもありました。

着替えを嫌がる
こだわりが出てくると、お気に入りの服ばかり繰り返し着たがったり、自分で服を選ぶのに時間がかかったりと、着替えだけでかなり時間を要していました。さらにテレビやおもちゃに夢中になっていると、ますます着替えを嫌がってしまい、スムーズに進まない日も多くありました。

こどもの準備を手伝ってあげられない
朝は、こどもの支度をしながら自分自身の支度もしなければならず、こどもからの「手伝って」に毎回応えてあげることができませんでした。時間に追われる中で「これぐらい自分でやって」と、つい口調が強くなってしまうこともあり、後になって反省することが何度もありました。

朝の支度がスムーズに進むように実践したこと
慌ただしい朝の支度時間は、親もこどももストレスなく過ごしたいですよね。少しでも朝の支度がスムーズに進められるように実践したことお伝えします。
朝食のメニュー表を作成
朝食用のメニュー表を作り、その中から選んでもらっていました。選んだものをトレイにのせて出してあげると、「レストランみたい♪」とこどもが喜び、スムーズに食べてくれましたよ。自分で選ぶので、なかなか手をつけなかったり、残すということが減りました。

場所を変えて朝食を食べる
キッチンやリビング、畳の部屋など様々な場所にレジャーシートを敷き、小さなテーブルを置いて朝ごはんを食べました。いつもと違う場所での朝食に、こどもは新鮮な気分で「ピクニックみたい♪」と楽しそうに食べていましたよ。レジャーシートを敷いているため、こぼしても安心していられました。

服の数を絞る/登園する服を着て寝る
服がたくさんあると、どれを着るか決めるのに時間がかかってしまうため、登園用の服は数を絞るようにしました。さらに次の日に登園する服を着て寝ていましたよ。そうすることで、時間が短縮されるだけでなく、「お気に入りの服を着て寝られる♪」とこどもも嬉しそうで、親子ともに気持ちよく朝の時間を過ごせるようになりました。

親が余裕をもって早く起きる
支度が間に合わず、こどもを急かして叱ってしまうのは、大抵が「大人の都合」だと気が付いたときから、わたしが先に早く起きて準備を始めることにしました。こどもが眠っている間に支度を進めた方がスムーズにいき、こどもの支度を手伝う余裕も生まれましたよ。

まとめ

慌ただしくなりがちな朝の時間。だからこそ、少しでも気持ちに余裕を持って過ごしたいですよね。大人が思う当たりのルールや習慣を少し変えてみるだけでこどもは喜び、お互いに気持ちよく過ごせました。こどもの好奇心を上手く活かしながら、親子で楽しく過ごせる工夫を見つけてみてください。ポイントは毎日ではなく、「今日はスムーズに行かなそうだな」というときに実践することです。