
ママ友と自然につながるコツとおすすめの交流法
こんにちは!
暮らしに役立つ情報を発信!MOA-MOA SHOPです!
今回はこの方から教えていただきます!
合同会社すいみー forMAMA
事業部事業部長
小林 友梨(こばやし ゆり)
自身の妊娠・育児・離婚の経験をもとに、「ママによるママのためのハンドメイドマルシェforMAMA」を立ち上げ、子育て世代の居場所づくりに取り組む。
また、自身の子どもが不登校になったのをきっかけに、新潟県見附市初の教育委員会連携型フリースクールの立ち上げに携わるほか、ひとり親支援や大学の外部講師としても活躍中。

子育て中の皆さんは、「ママ友ってどうやって作るの?」「うまく付き合えるかな?」と感じたことはありませんか? 私自身、若くして出産したこともあり、年上のママさんたちとの交流に悩んだこともありました。でも今は、ママ友とのつながりが育児の大きな支えになっています。
今回は、私自身の体験や地域での活動を通じて見つけた、ママ友との関係づくりに役立つ交流のコツやつながりを広げるためのおすすめの活動をご紹介します。
ママ友との交流を深めるコツ

ママ友付き合いの第一歩は、ちょっとしたコツを知っているかどうかで、気持ちのラクさが変わってきます。
ここでは、無理なく自然に関係を深めていくためのコツをいくつかご紹介します。
自然な距離感で仲良くなる
無理に距離を詰めようとせず、「一緒に子どもを見守る」ことから始めましょう。子ども同士が自然に遊び出したら、まずは簡単な挨拶から。最初は天気や育児ネタなど、当たり障りのない話題でOKです。
初対面でも話しやすくなる話題を
「何カ月ですか?」「ご近所ですか?」など、子どもをきっかけにした質問は話が広がりやすいです。自分のことを少し話してから相手に質問をすると、距離が縮まり話しやすくなります。
自分の子育ての悩みを話題に
慣れてきたら、
「夜寝てくれますか?」「離乳食食べてくれますか?」「ハミガキ嫌がらないですか?」など、自分の子育ての悩みを話題にしてみるのもおすすめです。ちょっとした悩みを共有することで、「うちも同じ!」と共感が生まれ、距離がぐっと縮まりやすくなります。
ママ友付き合いで気を付けたいこと

人間関係はどこでも大切。ママ友同士も気持ちよく付き合うために、日頃どんなことに気を付けているか、ママさんたちに聞いてみました!
臨機応変に協力し合う
子ども同士が遊んでいる時に「今子ども見てるから、トイレ行ってきていいよ!」「一緒にトイレ連れて行くね!」などの声かけや連携を意識しているそう。
ネガティブな話題は控えめに
ママ友同士のおしゃべりでは、ちょっとした愚痴や悩みを話せるだけでも気がラクになりますが、ネガティブな話があまりにも続くと、聞く側は疲れてしまうことがあるそうです。
お互いが気持ちよく過ごせるように、前向きな話や「あるあるだよね」と共感できる話題を会話の中心にすると、楽しい時間になりまよ。
距離感を大切に
家庭の深い部分に入りすぎないよう気を配り、必要以上に詮索はしないようにしているそうです。ちょっとした心配りが、長く良い関係を続けるコツかもしれません。
昔と今のママ友付き合い、どう変わった?

私が育児を始めた十数年前は、地域の支援センターや子育てサークルに直接足を運ぶのが主流でした。
曜日ごとに違う場所へ出かけて、役員や当番制にも積極的に参加。少し気が重いと感じることもありましたが、「誰かと話せる」「子ども以外の大人と関われる」場所があることが、私にとって大きな支えでした。
一方、今のママたちの交流スタイルは、もっと自由でフレキシブル。
午前中に集まって子ども同士を遊ばせ、お昼はお弁当を持ち寄って一緒にランチ。
その後、子どもがお昼寝している間は、ママ同士でおしゃべりや情報交換を楽しむ……そんな一日の流れが定番になりつつあるようです。
また、「インスタで見たイベントに行ってみたよ!」といったSNS発信のつながりも増えています。
昔に比べて、“ゆるやかにつながれる”場やツールが整い、今は無理なくママ友との関係を築ける時代になってきたのかもしれません。
ママ友がいることの心強さ

ママ友がいると、日々の育児で助けられる場面がたくさんあります。
お下がりのやりとり
サイズアウトした服や使わなくなったベビーグッズを譲り合うことで、経済的にも助かりますし、物にも気持ちにも余裕ができます。
子育て情報の交換
「うちも夜泣きが続いてて…」「離乳食どうしてる?」など、ちょっとした悩みを共有できる相手がいるだけで安心感が違います。
感染症の流行情報
「今このあたりで胃腸炎流行ってるらしいよ」といった、保育園や地域のリアルな情報が早く入るのもママ友ネットワークの強みです。
おすすめアイテムやセール情報の共有
「このおむつ安かったよ!」「この服、セールで〇%オフだったよ」など、リアルな口コミで買い物の参考にもなります。
ママ友と交流を深められるおすすめの場所とイベント活動

ママ友との交流を自然に深められる、おすすめの場所やイベント活動をご紹介します。
公園での遊びアイデア
同じ公園に何度か通っていると、自然と顔見知りのママやお子さんが増えてきます。「また会いましたね!」のひと言がきっかけで、会話が始まることも。シャボン玉を飛ばしたり、水遊びをしたり、レジャーシートを広げておやつを楽しんだり。ピクニック気分で過ごせる公園遊びは、子ども同士はもちろん、ママ同士のつながりも生まれやすい場です。
手軽にできるおうち交流会の工夫
「お互いお昼は持参で」「準備は気にしないで!」という気軽なスタンスが長続きのコツ。
おもちゃはホストの家のものをメインに使うこともありますし、子どもが食べこぼしたり散らかしたりするのも日常茶飯事。でも、「○○しちゃってごめんね」ではなく、「お互いさまだよね」と笑い合える関係こそ、心地よいママ友関係のポイントです。
おすすめの親子向けイベント
地域の子育て支援センターでは、「ベビーマッサージ」や「リトミック」など、親子で参加できるイベントが多数開催されています。初めてでも入りやすく、自然な形でママ同士の会話が生まれる場です。
また、長岡市などではママたちが主催するイベントも盛ん。「ママによるママのためのハンドメイドマルシェforMAMA」や、「青空ママフェス」もそのひとつです。
ママたち自身が作り上げるからこそ、気兼ねなく楽しめる空間になっています。
まとめ
ママ友との付き合いでは、人間関係がとても大切です。
交流の中での気配りや距離感、ちょっとしたコツをお伝えしましたが、何より大事なのは「無理をしないこと」。「こうあるべき」と決めつけず、自然体でいられる関係や時間を楽しめるのが理想だと思います。私自身も、「自分が見てかっこいいと思える自分」を選んで生きていきたいと日々感じています。そして、そんな背中を見て、子どもたちにも「自分らしくあることの大切さ」が伝わってくれたら嬉しいです。ママである前に、まずはひとりの女性としての自分を大切に。