こんなところにクレヨンで描いた落書きが!クレヨン汚れの落とし方のコツ
クレヨンで壁や服などに落書きをしてしまった場合、素早く対処することが大切です。
しかし、クレヨンは油性の顔料であり、落としにくい特性があります。
また、クレヨンを落とす際に、間違った方法を使うと汚れが広がったり、表面を傷つけたりするリスクがあります。
そこで、正しい方法を使うことで、簡単にクレヨンを落とし、かつ表面を傷つけないできれいにすることができます。
また、クレヨン以外の油性絵の具にも応用が利くため、知っておくと役立つ知識となります。
クレヨンとは
クレヨンは、紙や板などに描画するために使用される、カラフルな顔料で作られた固形の棒状の道具です。
一般的には、子供たちが絵を描く際によく使われることが多く、色が豊富で簡単に描画できることから、手軽に楽しめるアートツールとして親しまれています。
クレヨンは、主にワックスやパラフィンなどの材料を混ぜた顔料でできており、紙や板に描いた絵は簡単に消すことができます。
どちらも油が入っているので、汚れの落とし方に大きな違いはありません。
クレヨンとクレパス(オイルパステル)の違いは?
材料の違い
クレヨンは、主にワックスやパラフィンなどの材料を混ぜた顔料で作られています。一方、クレパスは、粉末の顔料をオイルやワックス、樹脂などで固めたもので、より油性の画材です。
色の鮮やかさ
クレヨンは、色が豊富で、比較的鮮やかな色を描くことができます。
一方、クレパスは、濃淡を自在に調整することができ、よりリアルな描画ができることが特徴です。
描画のしやすさ
クレヨンは、描画が比較的簡単で、手軽に楽しむことができます。一方、クレパスは、描画に時間がかかることがありますが、より緻密な描画が可能です。
用途の違い
クレヨンは、主に子供たちが絵を描く際によく使われることが多く、手軽に楽しめるアートツールとして親しまれています。
一方、クレパスは、より高度な絵画技法に使われることが多く、アマチュアからプロの画家まで幅広く使われています。
クレヨンの汚れを落とす際に失敗しがちな原因や注意点
摩擦による表面の傷つき
クレヨンを落とすために力を入れすぎると、表面が傷ついてしまう場合があります。特に、塗装が施された面やデリケートな素材の場合は注意が必要です。
油性絵の具の特性
クレヨンは油性の絵の具であるため、水だけで落とすことができません。
また、クレヨンが固く付着している場合には、単純な方法だけでは落とせない場合があります。
使用する洗剤やクリーナーの選択
クレヨンを落とすためには、適切な洗剤やクリーナーを選ぶことが大切です。
適当な洗剤を使用すると、汚れが落ちにくくなったり、表面にダメージを与えたりする場合があります。
時間が経過した汚れ
クレヨンが付着した場所が、時間が経過してから見つかった場合、落とすのが困難になることがあります。
特に、クレヨンが薄い色や白い壁に付いた場合には、すぐに対処することが大切です。
紙の壁紙だと汚れを落とすことは難しいです。
注意点としては、表面の素材や色によって、クレヨンを落とすための方法が異なることがある点です。また、落とす前に表面を試しに洗ってみることが重要であり、反応が悪かった場合には、他の方法を検討する必要があります。
クレヨンの汚れを落とす際の簡単なコツと、具体的な方法
柔らかい布を使用する
クレヨンを落とすために、まず柔らかい布を用意します。
布にぬるま湯を含ませて、クレヨンの汚れが付着した場所を優しく拭きます。
この際、表面を傷つけないように注意しましょう。
汚れに合った洗剤を使用する
塗装面やデリケートな素材の場合には、洗剤の選択に注意が必要です。
油が入っているため、中性洗剤やクレンジングオイルを用いることが多いです。
洗剤を使用する場合には、指示通りに使用し、表面を傷つけないように注意しましょう。
汚れている面を暖める
クレヨンが固く付着している場合には、表面を暖めることで落としやすくなります。
ドライヤーなどを使用して、表面を温めます。
その後、ペーパータオルで拭き取ります。ただし、この方法は、壁や服などの素材によっては、変色する可能性があります。
素材によっては高温になることがありますので、注意が必要です。
ティッシュペーパーを使用する
クレヨンの落とし残しが残っている場合には、ティッシュペーパーを使用して拭き取ります。この際、表面を傷つけないように注意しましょう。
以上のように、クレヨンを落とす際には、柔らかい布や洗剤、シンナーなどを適切に使用し、表面を傷つけないように注意することが大切です。また、素材や色に合わせた方法を選ぶことも重要です。
まとめ
これらの方法を試しても落書きが落ちない場合には、専門のクリーニング業者に相談することをおすすめします。
また、未就学児などに落書きをしてはならないと教えることは難しいかもしれません。
現在は、特殊なコーティングが施されて汚れを落としやすい壁紙や水で洗い流すことが出来るクレヨンなどが販売されています。
落書きをしても良い環境を整えてあげることも重要かもしれません。
クレヨンの落書きを発見した際は、落胆することなく、子どもの創造力と描画力を褒められるように対策をしておきましょう。