衣類を長く着たい!ハンガーの正しい使い方と選び方
4月は新しいスタートを切る季節。そうするとスーツや学生服、春物の洋服などの新しい服を新調する機会が増えるかと思います。新調した衣類は長く大切に着たいものですよね。今回はそんな衣類を長持ちさせるハンガーの使い方と選び方を紹介します。
正しいハンガーの向き
ハンガーには実は使用する時の正しい向きがあります。
ハンガーの部分ごとに紹介していきます。
フック部分
ハンガーを正面で見たときフック部分の向きが左側を向いているのが正しい向きになります。実際にハンガーをラックに掛けるとき、フックが左側を向いていて本体の左側部分が奥になるようにして掛けるのが一般的なハンガーの使い方だそうです。
本体部分
ハンガー本体部分を正面で見たとき手前に湾曲している向きが正しい向きになります。前後反対にかけてしまうと型崩れや伸びの原因になってしまいます。衣類を掛けるときは「湾曲してるほうが手前」と意識して衣類をかけるようにしましょう。また、衣類の前面が自分と向き合うようにハンガーにかけましょう。
ハンガーのサイズについて
衣類にもサイズがあるように、ハンガーも服のサイズによって使い分けるのがオススメです。 衣類のサイズに適したハンガーを使用していないと、型崩れやシワができる原因になってしまいます。
なので衣類に合ったハンガーのサイズを選ぶことが重要です。
長く大切に着たい衣類がある方は、衣類の肩幅を測って1~2㎝引いたハンガーを選ぶといいですよ。
衣類に適したハンガーの選び方
長く大切に着たい衣類があるという方は衣類に適したハンガーを選ぶことも重要です。ここからは衣類に適したハンガーの紹介をしていきます。ぜひ参考にしてみてください。
スーツ/ジャケット用ハンガー
スーツやジャケットなどの元々形が決まっている、型崩れを起こしやすい衣類に対して使うハンガーです。ハンガー本体部分に厚みがあり、肩の形に添って中央から両端にかけて少し湾曲しているのが特徴です。頻繁にスーツを着ない方や長期間ジャケットをしまう方はスーツ/ジャケット用ハンガーを使用しましょう。
シャツ用ハンガー
シャツ用ハンガーは肩先の薄いものが多く、ワイシャツやブラウスなど、襟が立っている衣類をかけるのに適したハンガーです。サイズが合ったものを選ぶと、乾いた後のアイロンがけが楽になりますよ。
コート/アウター用ハンガー
コートやアウターは衣類の中でも重さのある服です。重さに耐えきれない薄いハンガーに掛けてしまうと、重みで型崩れを引き起こしてしまいます。コートやアウターをかける時は重みを支えることができる両端が厚いものを選びましょう。
ボトム用ハンガー
パンツ、スラックス、スカートなどのボトムスをかけるのに適したハンガーです。腰回りを挟むクリップ式や掛けるだけのバー式などがあります。裾側を上向きにしてかけると、ボトムス自体の重みでシワを取ることが簡単になりますよ。
まとめ
いかがだったでしょうか?普段何気なく使っているハンガーですが、使うときのハンガーの正しい向きや衣類の種類に適したハンガーがあります。今回紹介したことを念頭に置いて、正しい向きやサイズ、衣類に適したハンガーを使用し、この春に新調した服を長く大切に着ていきましょう!