カビや虫の発生の原因に!?本を断捨離して本棚を整理整頓しよう!
8月に入り、いよいよ夏本番!お外にお出かけするのもいいけれど、お家の中でゆっくり涼んでおうち時間を楽しむ方も多いのではないでしょうか?
ふと部屋を見渡してみると、本や雑誌が積み重なり本棚から溢れていませんか?「いつか綺麗にしよう…」と「本を読んだら片付けよう…」と思いながら、そのままにしているのではないでしょうか。
普段掃除をしない本棚や積み重なった本には、思っているよりもホコリが溜まっています。そんなホコリは虫やダニの原因に…。
今回はそんなホコリやダニとおさらば!本の断捨離と整理整頓のポイントをお伝えします!子どもたちと一緒に整理整頓して、綺麗で爽やかな夏休みを過ごしましょう。
〇ホコリはダニや虫の発生の原因に
こまめに掃除ができれいればいいのですが、忙しくてなかなかできないのが現実。
また、持っている本の量が多いと掃除するのがとても大変ですよね。
本を取り出す機会のない本棚や積み重なった本は、空気の入れ替わりがないため、ホコリや湿気溜まりやすくなります。
そんな場所を好む虫の「チャタテムシ」や「シバンムシ」、「シミ」が本についてしまいます。
基本的には「チャタテムシ」や「シバンムシ」、「シミ」は直接的に人間に害を与えることはないと言われている虫です。しかし、その虫たちの死骸がダニの餌となってしまい、ダニが繁殖。ダニが大量に発生し、ダニアレルギーを引き起こしてしまう可能性があります。
それを防ぐためにも、定期的に本棚の掃除をしてホコリや湿気が溜まらないように心がけていくことが大切です。
〇断捨離のポイント
「持っている本が本当に必要か判断がしにくい…」「いつか読み返すかも…」と断捨離するのを戸惑う方も多いのではないでしょうか。
本の断捨離をするには、自分の中で基準やルールを作ることが大切です。参考にしてみてくださいね。
① 本棚に入れられる分だけ残す。
本棚にしまうことのできる量を目安にして、残す本を選びましょう。本棚にしまえる量が決まれば、意外と簡単に断捨離をすることができます。
本棚ピッタリの量の本を残してしまうと、次に本を買った時にはしまうスペースがありません。本棚の1/3程度のスペースが残るよう、本を選ぶと良いですね。
② お気に入りの本・今読みたいと思う本を残す。
数回読んでいる、読むと元気になれる本など、何度も手に触れる機会のある本はお気に入りの本です。また手に触れる機会もあるかもしれないので、このようなお気に入りの本は残しておきましょう。「今読みたいと思うか」「何度も手にしたお気に入りの本か」を基準に分けていくと、案外素早く断捨離をすることができますよ。
③ 途中で挫折した本・汚れている本は捨てる。
読み始めたはいいものの、なかなか気分が進まず途中で読むのを諦めてしまった本もあるのではないでしょうか?途中で読まなくなってしまった本には興味や関心がありません。取っておいても、きっと読むことはないでしょう。ここで思い切って捨ててみましょう。
また、汚れてしまっている本も虫の発生の原因となってしまいます。ボロボロになってしまっている本や汚れてしまっている本は、これを機に処分してみても良いかもしれませんね。
本の整理整頓のポイント
ある程度本の断捨離が進んだら、本を綺麗にして本棚にしましょう!
① 本と本棚を綺麗にする。
まずは本を綺麗に身支度させ、本棚を綺麗にしましょう。
本についているホコリを取ります。風通しの良いところでパラパラと本をめくったり、マスキングテープでホコリを取りましょう。濡れた布で拭くのも良いですが、濡れたまま本棚にしまうのはNG。濡れた布で拭いた場合はしっかりと乾かしてからしまってくださいね!
本棚も本同様にホコリを取りましょう。掃除機やハンディモップを使うと簡単ですよ!
② 本のジャンル分けをする。
掃除をしたら、本をジャンル分けしてみましょう。
自分が探しやすいように作者の「あいうえお順」にするもよし、漫画・雑誌・小説などと本の種類ごとに分けてみてもよいですよ。背表紙の色で分けてみても、見た目のスッキリとした本棚を作ることができます。自分好みのジャンル分けをしてみてくださいね。
③ 本の大きさ順になるようにしまう
ジャンル分けが終わったら本をしまいましょう。本が倒れるようであればブックエンドを使って収納しましょう。
大きさ順に本棚にしまうと、しまう本の大きさにバラツキがなくなります。凹凸が少なくなるのでサッとホコリを取り除くことができ、掃除もしやすくなります。本の大きさを気にしながら収納してみましょう。
〇まとめ
今回は本の断捨離のポイントをお伝えしました。本棚の整理はなかなか億劫で放置していると、虫やダニが発生してしまっている可能性もあります。「いつか読むかも…」と捨てるのをためらっていた本も、ルールを決めて本を断捨離し整理することで、虫の発生を防ぐだけでなく、自分自身の好きな本の種類を知り、自分に必要な本にだけ出合うことができます。みなさんも本と本棚を綺麗にして、お気に入りの本と素敵な思い出を過ごしてくださいね。