家の中でバッタリ!梅雨時期に必須な虫対策
梅雨は雨が降りジメジメする日が多くなり、様々な虫が大量に発生する季節です。
発生した虫たちは住処を求め、我々が住む家にまでも侵入してきます。
お家の中で遭遇してしまったら、落ち着かない時間を過ごしてしまいそう。
今回は梅雨時期に発生する虫の対策をご紹介します。
虫が過ごしやすい環境
梅雨の季節は虫が繁殖しやすくなります。
梅雨の高温高多湿な環境は、私たち人間には過ごしにくいですが、虫たちにとっては過ごしやい環境です。
特に人間が居住する家の屋内は好条件です。
梅雨時期に入った屋内は湿気が籠りやすく、湿度は78%~80%と、高温高多湿を好む虫が屋内へ侵入してきます。
ダニ
ダニは、咳・鼻炎・痒みを引き起こすアレルギーの原因になります。 梅雨ではない季節も生息していますが、特に湿度が70%以上の梅雨時期は、ダニが活発化し、通常の100~150倍までに繁殖します。
ゴキブリ
ゴキブリは『菌の運び屋』と言われており、人体に悪影響があります。
温かくなると出現します。
ゴキブリが活発に行動するのは夏ですが、梅雨時期は暗くてジメジメした場所を好んで出現します。
コバエ
主にコバエは、気温が25~30℃と70%の湿度が整うと、一気に発生して生ごみや傷んだ食
材の臭いを好みその周りで飛び回ります。特にコバエは繁殖能力が高く、個体差によりますが寿命は一週間から一か月といわれてい
ます。
ゲジ(ゲジゲジ)
ゲジゲジは、筆者の家によく出現するので紹介します。
ゲジゲジはエサであるゴキブリやダニを求め、屋内へ侵入してきます。
また、高温高多湿を好み、お風呂場・キッチン・トイレに出現します。
見た目はとても衝撃的ですが、人間に害を与えることはありません。
虫が出現する場所
屋内では、虫が出現しやすい場所があります。場所を把握しておくことで梅雨時期に出現
する虫の予防・対策がしやすくなります。覚えておきましょう。
キッチンや水回り
水を使用する周りは、虫たちに取って高多湿な環境が常に整っている状態です。
キッチンやお風呂場の水が養分になり、虫の繁殖の手助けをしてしまいます。
また、キッチンにあるゴミの臭いにつられて虫が寄ってきます。
窓やドアの隙間
虫は窓やドアの隙間から侵入することが多いです。
窓が少し開いているとその隙間が虫の侵入ルートとなります。
頻繁に虫が侵入するルートを把握して、対策をしましょう。
また、窓の外についている網戸の状態の確認もしましょう。
網目がボロボロな状態で窓を開けると簡単に虫の侵入を許してしまいます。
暗い場所
虫は、高温高多湿も好みますが、身を隠すために暗い場所に潜んでいます。
キッチンの下や家電の下には要注意です。
また、最近はネットショッピングをして段ボールが多くなっている方が増えている傾向が
あり、積み重なった段ボールの隙間に身を潜めています。
虫への対策方法
梅雨時期の屋内に虫を侵入させない・寄せ付けないようにするには、どのような対策をと
ればいいかご紹介します。
隙間をなくす
虫が侵入してきそうな隙間をなくしましょう。
一番簡単な方法として隙間にテープを張り、侵入ルートをなくすと効果的です。
テープはホームセンターなどで購入ができます。
食べカスなどの処理
食べカスや生ごみは、虫たちのエサや引き寄せる原因になります。落ちていた食べカスに
気づいたら掃除機で吸うことや生ごみはこまめに捨てるなどの対策をしましょう。
除湿を行う
ご家庭にあるエアコンや空気清浄機の『除湿機能』を使用し、屋内の温度と湿度を下げま
しょう。
温度と湿度を下げ、繁殖の抑制や虫が過ごしづらい環境を作る対策を行いましょう。
市販グッズを使う
駆除したいけど、虫が苦手でなかなか近づけない人は多いはずです。
今は、殺虫剤が進化しており、ずいぶんと対策が楽になっています。
薬剤の発射口が延長されているスプレーや出現しやすい場所に置いておくトラップ型の製
品もあります。
まとめ
梅雨時期は、虫が過ごしやすい環境で活発化します。
しかし、梅雨時期に遭遇する虫の特徴や出現しやすい場所を理解し対策しておくことで、
屋内で虫を見かけることは減るかと思います。
少しでも梅雨を快適に過ごすために、今回ご紹介した対策を行ってみてください。