コンロを選ぶときのポイント
ご家庭のコンロはいつから使っているか覚えていますか。
いつから使っているかわからない、10年以上は使っているなどという方もいるのではないでしょうか。
また、日々使っている中で、コンロの調子が悪いと感じつつもまだ使えるから買い替えるのは、先でいいなと考えてる方もいるかもしれません。
コンロ取り替えの目安は、おおよそ10年と言われています。
他にも、「火がつきにくい」や「火が安定しない」といった症状があれば、取り替え時期かもしれません。
コンロを買い替える時のポイント
いざコンロを取り替えようと思っても、様々な種類があって自分にどんなものがあっているのかわからないということはありませんか?
今回はコンロを選ぶときのポイントをコンロの種類と、特徴の観点から紹介します。
コンロの種類
ガスコンロを設置するキッチンの形状によって、取り付け可能なコンロの種類が異なります。
システムキッチンに埋め込むタイプの「ビルトインコンロ」とコンロ台に直接乗せるタイプの「テーブルコンロ」があります。
ビルトインコンロとは
システムキッチンなどに埋め込むので、空間と一体化するおしゃれな見た目が人気です。
コンロやグリル機能が充実し多彩な料理が楽しめるのがポイントです♪
設置にはガス工事が必要となります。
詳しくはビルトンコンロの商品をご覧ください!
テーブルコンロとは
コンロ台に直接載せてガス栓につなぐだけなので、購入後すぐに使用できます!
ビルトインコンロより安価なものが多いので単身世帯の方やアパートにお住まいの方によく選ばれています。
テーブルコンロは、ガス栓にゴムホースをつないで使用するのでガス工事が不要です。
コンロやグリル機能が充実しているものもあり、お手軽に料理が楽しめます♪
詳しくはテーブルコンロの商品をご覧ください!
コンロの特徴
コンロの口数
最近の流行りのタイプは同時調理でき、見た目も良い3口コンロ。
来客時や普段から同時調理をする必要がある場合、重宝します。
また調理中に使用していない五徳の上に鍋を置くという使い方も便利です。
2口コンロは、同時調理をあまりしない方やコンロの手前側にゆとりを持って調理をしたい方が選ばれることが多いです。
天板(トッププレート)の幅
60㎝タイプと75㎝タイプがあり、60㎝タイプが一般的で調理や作業のスペースが確保できます。
75㎝タイプだと左右のバーナーで同時調理を行う時もゆったりと調理をする事ができます。
また、入れ替えの際は60㎝・75㎝タイプに関わらず、どちらのタイプにも入れ替える事ができます。
天板(トッププレート)の素材
ビルトインコンロを購入する際、一番悩むポイントと言っても過言ではないのが、天板(トッププレート)の素材だと思います。
天板(トッププレート)の種類は主に5種類。
それでは、順番にみていきましょう!
ホーロー
安価で丈夫なホーローは、価格重視の方におすすめです。
また、物を落としたり、手をついたりしても天板は割れません。
デメリットは、天板に傷がついた際に鋼板が露出すると錆の原因になってしまうことです。
汚れがついたらこまめに清掃をすることが長持ちの秘訣です。
ホーローに傷がつかないように清掃をすることも心がけましょう。
パールクリスタル(リンナイのみ)
衝撃に強い硬質ホーローをさらにカラーホーローでコーティングしたものです。
汚れが落ちやすく、清掃性にも優れています。
カラーバリエーションが豊富なのも特徴です。
ハイパーガラスコートトップ(パロマのみ)
ホーロー用鋼板に2層のガラスコートをかけたものです。
ホーローの丈夫さとガラスの清掃性を併せ持っています。
ガラス
耐熱性、焦げ付きにくさ、清掃性も高い強化ガラスです。
カラーバリエーションが豊富でキッチンの雰囲気に合わせた選択がしやすいです。
ガラスは一点に力がかかると割れてしまう場合があるので、注意が必要です。
ガラスが割れてしまうとビルトインコンロ内部に吹きこぼした煮汁などが入ってしまうため、修理が必要です。
ステンレス
業務用で使用されていることが多く、錆びに対して強い耐性があります。
また長期的に使用し、小傷などが生まれることで経年による風合いが楽しめるかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
コンロを選ぶときのポイントについて、おおまかにまとめてみました!
そのほかにもグリル機能や便利機能など選ぶポイントは様々です。
また、コンロの交換時期は約10年と言われています。
10年経って、少し調子が悪いところが出てきたなと思ったら、取り替えを検討してみてください。
早いうちから色々な情報を知っておくことで、より家庭にあったコンロを選ぶことができると思います!