【コラム】キレイに保つことが長持ちの秘訣!重曹を使ったコンロのお掃除術!
毎日使うコンロ、汚れが気になる
キッチン周りはいつもキレイに保ちたいもの。
特に料理を作るコンロは、日々メンテナンスを行なって気持ちよく使用したいですよね。
しかしコンロは、毎日使うだけあって汚れが目立ちます。
コンロの汚れは、鍋やフライパンから飛び散った調味料や、煮物の吹きこぼれなど食材の汚れが主な原因となります。
汚れができてすぐであれば拭き取りやすいですが、時間を置いたり、調理時の熱で熱せられたりすると汚れが固まってこびりついてしまい、落としづらくなります。
掃除の基本は「汚れたら、すぐに掃除を行う」ですが、忙しい日々の中ではついつい後回しにしてしまいがちですよね。
そこで今回は、時間が経った頑固な汚れにも効果的な重曹を使ったコンロのお掃除方法をご紹介します。
コンロの汚れの種類
コンロの汚れは、大きく分けると3つの種類があります。
汚れの種類によって特徴があるので、ご紹介します。
油汚れ
炒め物や揚げ物をするときに使う油が、コンロの上に落ちて油汚れの原因に。
油汚れはベタベタとしているので、ホコリや食材のカスなどが吸着して、汚れが層のようになってしまいます。
食品汚れ
調理時に使用する砂糖や醤油などの調味料が付着し、時間経過とともに酸化して頑固な汚れの原因に。
水分を含んだ汚れが受け皿などに飛び散ってしまうと、コンロのサビや変色の原因になることも。
焦げ付き
吹きこぼれや炒め物の食品汚れに熱が加わって焦げ付いてしまい汚れの原因に。
シチューやカレーなどの小麦粉やデンプン成分が多く含まれている料理は焦付きやすいです。
どの汚れにしても、汚れてすぐであれば水拭きですぐに落ちますが、時間が経つにつれてどんどん落ちにくくなってしまいます。
油汚れと食品汚れに効果的な清掃方法
油汚れと食品汚れは酸性の汚れなので、アルカリ性の重曹を使用すると中和して柔らかくしてくれます。
軽い汚れには重曹水
小さじ1杯の重曹に100mlの水に溶かして重曹水を作ります。
重曹水をスプレーボトルに入れ、汚れにまんべんなく吹きかけ10分ほど放置します。
その後スポンジや布で拭き取ります。
ひどい汚れには重曹ペースト
重曹に水を少しづつ加え、ペースト状になるまで混ぜます。
材料の目安は重曹と水の割合を3:1程度です。
油汚れに対して重曹ペーストを塗り10分ほど時間を置きます。
その後スポンジや歯ブラシを使って汚れを擦り落とします。
焦付きに効果的な清掃方法
焦付きの汚れは部分ごとに分解して清掃するのがポイント。
五徳
五徳の焦付きには、重曹を使ったつけ置きがオススメです。
鍋に五徳と重曹を溶かした水を入れて、火にかけ沸騰させます。
沸騰後数時間放置した後に、スポンジや歯ブラシを使って擦ってみてください。
バーナーキャップ
バーナーキャップの焦付きには、重曹水がオススメです。
初めに歯ブラシを使って細かい汚れをかき出すように取り除きましょう。
細かい汚れを取り除いたら、重曹水を雑巾に含ませて汚れを拭き取ってください。
最後に水で洗い流して、しっかりと乾かしてから元に戻してください。
天板
天板の汚れには、重曹水がオススメです。
重曹水をかけて、しばらく時間を置いたのちにスポンジを使って磨くように擦ります。
どうしても落ちない汚れには、ぬるま湯を含ませたキッチンペーパーを汚れの上に置いて、数分置いたのちにスクレーパーやプラスチック定規などで削り取るのもオススメです。
まとめ
今回は重曹を使ったコンロのお手入れ方法を紹介しました。
食品として使用することもある重曹なので、万が一洗い残しがあったとしても安心です!
コンロの汚れの種類によって、効果的な重曹の形が変わってきます。
「軽い汚れには重曹水」、「ひどい汚れには重曹ペースト」、「焦付きは分解清掃」。
重曹水と重曹ペーストを上手に使い分けて、時間が経って落ちにくくなってしまった汚れもキレイに落としましょう。