新潟在住の方にも知ってもらいたい!名湯&秘湯ばかりの『新潟の温泉』
こんにちは!
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今回はこの方から教えていただきます!
株式会社Shitamichi HD クリエイティブ事業部代表
リリマリプロダクション所属 タレント
特定非営利活動法人Lily&Marry’S 理事
川口かおり
新潟を拠点に、地域活性化デザイナー・イラストレーター/タレントとして活動を行う。
また、「生活に温活をプラス」プロジェクトのディレクションを担当。「温活」を通じて、新潟県の食材やスポットなど「新たな視点での新潟の魅力」を発信していくのが目標。
2024年1月に一児の母となり、仕事と育児の両立に絶賛奮闘中。
【川口かおりさんSNS】
【生活に温活をプラスのSNS】
新潟県の特徴について
今回は、新潟県の特徴の一つでもある『温泉』についてご紹介したいのですが、その前に新潟県の地域特性についてお話しさせていただきます!
新潟県は県境付近に連なる山々の傾斜が急で谷も深く、もろく弱い地質と相まって土砂の流出が大きいため、全国一の地すべり地帯(地すべりが発生しやすい場所)といわれています。
また、これらの山岳に源を発する信濃川、阿賀野川の下流域には日本海沿岸随一の広大な越後平野、鯖石川下流域には刈羽平野、関川下流域には高田平野などが広がっています。[1]
そして、その地域特性が豊かな大地や生態系を生み出し、独特な文化や地域を支える産業を育んできました 。[2]
・温泉箇所数:153箇所 (全国3位)
・水力発電量:8801GWh (全国4位)
・スキー場数:79箇所 (全国3位)
・米の生産量:64万トン (全国2位)
・伝統的工芸品:16点 (全国2位、燕鎚起銅器、雪を利用する小千谷縮など)
上記の特徴からもわかるように、新潟県は全国第3位の温泉地数(153ヶ所)を誇る、温泉大国なのです!さらに、『温泉が湧出する市町村数』は全国で第17位(30市町村)という実績もあります。「17位ってすごいの?」と思う方もいるかもしれませんが、新潟県ではなんとすべての市町村から温泉が湧き出ているのです!これは驚きですよね。[3]
新潟県にお住まいの方にとって、『温泉』はとても身近な存在であることが想像できますよね。
新潟の『温泉』の特徴
新潟県にはさまざまな泉質の温泉があり、例えば温泉地によって塩分を多く含む温泉、硫黄泉・石油臭が強い温泉などのがあります。
主な特徴に代表とされる温泉施設を紹介します。
塩分を多く含む温泉
松之山温泉(新潟県十日町市):有馬・草津と並ぶ日本三大薬湯のひとつ!戦後の一時期、塩を採ったというほど塩分が強いため、冬でも湯冷めしにくいのが特徴。[4]
硫黄泉(ゆで卵のような臭いがする温泉)
月岡温泉(新潟県新発田市):新発田市の温泉街で、柔らかな硫化水素泉が特徴です。国内随一の成分含有量を誇る硫黄泉で、エメラルドグリーンの湯色からも美肌効果が期待できます。[5]
石油臭の温泉
新津温泉(新潟県新潟市):石油産出県の新潟らしい温泉で、石油の採掘中に湧出した温泉です。お湯から強烈な石油臭が漂いますが、皮膚病やアトピー治療の効果が期待できるのだそうです。自家源泉の日帰り温泉で、施設は、市街地の普通の民家のような佇まいをしています。[6]
その他の温泉
岩室温泉(新潟県新潟市):岩室温泉の特徴は『黒湯』。硫黄と鉄が結合し硫化鉄になることでお湯が黒いです。その黒い微粒子が湯口や湯船に付着するため足裏などが黒くなることもあるのだそうです![7]
子ども連れにもオススメ!新潟の温泉
私ごとですが半年ほど前、娘の生後半年のお祝いもかねて、家族での温泉デビューを果たしました。当時、個室の日帰りランチプランで探していたところ、新潟県には乳児から小さい子どもを対象に十分な受け入れ態勢が整っている温泉宿が多く、感銘を受けました。
当日は、個室でゆっくりランチを堪能し、温泉には夫婦で娘の面倒を交代しながら入ったのですが、ベビーベットの無料貸し出しやおむつ用ゴミ箱などといった子連れへの配慮が素晴らしく、とても素敵な思い出になりました。宿泊する場合は貸切風呂付きのお部屋も魅力的ですが、貸切でなくとも、子ども用入浴チェアの貸し出しがあるお宿もあり、大きな湯船に浸かるのも小さな頃の体験として良いですよね 。
今後小さなお子様と一緒に温泉に行きたいな♪と考えていらっしゃる方は、ピッタリのお宿を探してみるのも楽しいかもしれません。
新潟にある『足湯』
また、忙しくてなかなか温泉まで足を運べないという方には、服を着たまま入浴することができる足湯もオススメ!老若男女問わず一緒に楽しむことができますし、また心臓などへの負担が少なく、高齢者も安心して入ることができます。
足湯は、下半身を流れる血液を温めることで、全身の血流を改善して『冷えやむくみの解消』『疲労回復や痛みの緩和』など、身体に嬉しい効果があるともいわれているので、ぜひ見かけた際は利用してみてください 。
おわりに
今回は、新潟の魅力の一つ『温泉』についてお話させていただきました。
温泉は、疲労回復や血行促進、美肌などが主な効果として期待できますが、手軽に始められる『温活』でも類似する効果を得ることが出来ると言われています 。
ぜひ、以前紹介した『新潟に関連した温活』コラムもチェックしていただき、『温活』についても興味をもっていただけたら嬉しいです 。
【参考文献】
[1]新潟県ホームページ/新潟県の概要
https://www.pref.niigata.lg.jp/uploaded/attachment/28523.pdf
[2]防災教育スイッチ/新潟県の豊かな自然と災害
http://furusato-bousai.net/shizen-saigai/
[3]新潟県ホームページ/新潟県の温泉
https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/kankyotaisaku/1233172953946.html
[4]十日町市観光協会/松之山温泉
https://www.tokamachishikankou.jp/spot/motsunoyamaonsengou/
[5]月岡温泉旅館組合 新潟県新発田
http://www.tsukiokaonsen.gr.jp/
[6]にいがた観光ナビ/新津温泉
https://niigata-kankou.or.jp/spot/11336
[7]岩室温泉観光協会【公式ホームページ】
https://www.iwamurokankou.com/
[8]新潟県の足湯リスト
https://yuru-to.net/list.php?kid=15&type=16