【コラム】魚焼きグリルの掃除はこれで解決!
みなさんは、「年末の大掃除」されましたか?
キッチン、リビング、寝室など普段の掃除ではなかなか手をつけない細かな場所に手を伸ばした方も多いのではないでしょうか?
例えば、ガスコンロのグリルやレンジフードの頑固な油汚れ。
焼き網やグリルプレートは洗っているけど、グリルの奥は意外と汚れが溜まっていて、いざとなると腰が重い…なんて経験ありませんか?
今回は、簡単にできる「コンロのグリル掃除」についてご紹介していきます。
グリルの掃除は面倒?
みなさんはグリルの掃除をするときは、焼き網やプレートは外して、他の部分はそのまま掃除していたりしていませんか?
そのままでも掃除をすることはできますが、奥まで手が届かなくて掃除がしづらいかと思います。
実はグリルの中はさまざまなパーツに分かれているので、分解して掃除をすることができるのです!
まずは、焼き網の受け皿と枠を持ち上げて外します。
グリルの中にも取り外せる下火カバーがあります。
取り外さずに掃除をすると、一番やりづらいこのグリル扉。
実はこの部分、簡単に外すことができるのです!
ガラスパネルの下あたりにストッパーがあるので下に押してあげると簡単に外すことができます。
(機種によっては外せないものもあります。)
掃除後に取り付けるときは、左右にある爪に引っ掛けてはめるだけでOK。
旧式や安価なガスコンロのグリルは、パーツが一体型の機種が多いですが、機種によっては、外せるパーツが多く、細かく分解することができます。
これなら掃除もしやすいですね。
グリルの掃除には重曹が効果的
グリルに付着する汚れの多くは、「食品から出る油」です。
汚れてからすぐに拭き取ってしまえば簡単に落ちますが、時間が経つにつれて頑固な油汚れへと変わってしまいます。
この頑固な油汚れには、重曹を使ったお掃除が効果的です。
油汚れは酸性の汚れで、アルカリ性の重曹を使用すると中和して柔らかくなります。
グリルの前面パネルは、重曹と水を混ぜ合わせて「重曹水」を作って吹きかけ5分ほど時間を置いてから拭き取るだけで簡単に油汚れを落とせます。
しかし頑固な汚れになると、重曹水では落としきれないことも多いです。
そんな時は、重曹に水を少しづつ加え、ペースト状にした「重曹ペースト」がおすすめです。
材料の目安は重曹と水の割合を3:1程度です。
油汚れに対して重曹ペーストを塗り10分ほど時間を置きます。
十分な時間が経ったらキッチンペーパーやタオルで重曹ペーストを拭き取ります。
これだけで頑固にこびりついていた油汚れが簡単にきれいになりました!
拭き取る際には重曹が残りがちなので、からぶきした後は濡らしたタオルなどでしっかりと重曹が残らないように拭き取ってください。
終わりに
お手入れの仕方が分からなかったり、ついつい後回しにしてしまいがちなコンロのグリル部分。
汚れてすぐであれば簡単に落とすことができますが、時間が経ったり、調理時に熱せられたりすると、汚れが固まってこびりつき、落としづらくなります。
毎回お掃除するのは難しいと思いますが、1ヶ月に1度はグリルを分解掃除して、きれいなグリルを保ちましょう!
年末の大掃除が少しは楽になるかもしれません♪
コンロの天板や五徳のお手入れ方法も過去にご紹介していますので、参考にしてみてください。