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もう迷わない!読書感想文のススメ!

こんにちは!💎♡です。
8月と言えば夏休みですよね~!どこかへ遊びに行ったり、家でゆっくりしたりと思い思いの夏休みを過ごしている最中かと思います。そんな中で、夏休みの課題に悩んでいるこどもたちも実は多いのではないでしょうか?自由研究があると、何をつくればいいのかわからなかったり、できれば簡単なものを作りたいですよね!モアモアショップでは過去にそんな悩みを解決できるコラムをご紹介しています。こちらをご覧ください!

さて、今回は自由研究に並ぶ悩み事の一つである「読書感想文」についてのコラムをお伝えしていきます。実は中学校、高校の国語科の教員免許を持っている💎♡。なにをどのように書けばいいのか、私が意識していたポイントをお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。

なにをどうやって書けばいいのかわからない

読書感想文を書くとき、どう書き始めればいいのか迷ってしまいませんか?とりあえずどんな物語なのかを書こうと「あらすじ」から書き始めはいいけど、普段から文章を書きなれていないと、結局うまくまとまらない…なんてことも。
読書感想文は文字の通り「本を読んでみて自分が感じた想いを書いた文章」なので、読んでみて思ったことを書けばいいのです!
「そんなこと言っても…ますます書き方がわからないよ」って方へ、簡単なステップをお伝えします!それに沿って進めていけば、きっと、前よりも書きやすくなるはず!一緒に確認していきましょう♪

① 本を選んだ理由をメモしておく

「読書感想文で書く本はこれにしよう!」と選んだ理由はなんですか?
「表紙が可愛かった」、「流行っているから」、「この本の作者が好きだから」、「タイトルが面白そうだから」、「友達が貸してくれたから」など、いろいろな理由があるかと思います。本を選んだ理由を、本を読む前にメモに書き記しておきましょう!メモに書いておくことで、読む前に抱いていた印象と読み終わったあとに感じた印象も比べることができます。そのため、「どうしてこの本を選んだのか」をはっきりと明確にしておくと、書き始めやすくなりますよ。

② 気になったところに印を付けながら読む

本を読み進めていくと「びっくりした」、「悲しくなった」、「嬉しくなった」、「共感した」や「登場人物と違う感情をもった」など、自分の感情に変化が起こるかと思います。気になったところに付箋を使って印を付けながら、本を読むようにしましょう。本を読んで感じた気持ちの変化が、読書感想文を書くのに大切なポイントになります。
「自分も同じような経験をしたことがあるから気持ちがわかる」、「自分が主人公だったらそんなことはしないで、こうする!」など、印をつけた内容を自分の体験に照らし合わせながら読むと、あとで読書感想文を書くときに筆が進みやすくなるきっかけにもなりますよ。
さらに、印をつけておけば、「ここのところどうだったっけ?」と思った時に、すぐに振り返ることができるので便利です。

③ 「はじめ」「なか」「まとめ」を意識して書く

いざ、読書感想文を書き進めていきます。「はじめ」「なか」「まとめ」に分けて内容を考えていきましょう。

はじめ

「はじめ」には①でメモに残していた「本を選んだ理由」を書きます。
買ったのか、借りたのか、どこで見つけたのか、何に惹かれてその本にしたのかなど、本を選んだ理由を書きましょう。

例えば…
「夏休みの読書感想分を書くために本屋さんに行きました。一番目立つところにあって、人気ランキング1位と書いてあったので、どんな話なのか気になり読んでみたいと思いました。」
「友達がこの本を読んで、とても面白かったと言っていたので、私も読んでみたいと思いました。」

など、自分がその本を選んだ理由を書いてみると、自分なりの読書感想文を書くことができます。

なか

「なか」には②で印をつけていたところについて、主人公や周りの登場人物の行動に自分はどう感じたのかを、自分だったとしたらどんな行動をするのか等、自分のことに置き換えて書いてみましょう。一番自分の心が動いた場面を深堀りして書いていくと、より気持ちのこもった内容にすることができます。

例えば…
「苦手な100メートル走を毎日コツコツ練習を続けて、足が速くなった主人公の努力に感動しました。なぜなら私も走ることが苦手です。速く走れるようになると強く決め、どんな天気のときでも練習している姿はたくましくてとてもかっこいいと思ったからです。」
「〇〇〇という文章に驚かさせました。本を読んでいるのに、まるで今、私の目の前で起きている出来事のように感じたからです。」

など、自分に置き換えて感じたことを書いてみましょう。

まとめ

「まとめ」では、本を読む前と本を読んだ後で、自分の気持ちがどう変化したのかを書いていきます。

例えば…
「表紙の元気な男の子の顔に惹かれてこの本を買いましたが、この本を読んでみて、私も主人公のように苦手なことにも一生懸命取り組んでみようと思いました。本の内容から頑張りたい気持ちがもらえたので、私も男の子のように笑顔で走り聞けるよう練習をします。読んでみて良かったと思いました。」
「友達にすすめられてこの本を読んでみることにしましたが、この本は読んでいると目の前で実際に自分が体験しているかのようか感覚になるので面白かったです。私も友達に読んでほしいと思ったので、友達にすすめようと思います。」

など、本を読む前と後の自分の気持ち変化を書いて、読み終わった後に自分が何をしたみたくなったのかを書くと、もっと相手に伝わる文章を書くこと

最後に

今回は自由研究に並ぶ悩み事の一つである「読書感想文」の書き方についてご紹介させていただきました。ご紹介したポイントをおさえながら読書をすることで、みなさんが以前よりも簡単に読書感想分が書けるようになっていたら嬉しいです。素敵な本に出合えることを、願っています。

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